松本零士先生 1938年1月25日生まれ「子丑天中殺」
表れている星が
大きく展開をしている姿。
この姿に見合う生き方は
スケールの大きさを活かすこと。
作品からは
壮大なスケール
想像を遥かに超えるストーリ展開。
これらは、星が大きく展開している宿命だからこそ
生まれた作品です。
更には
「宿命中殺」といって
表れている星が、もともと不自然な状態。
中でも、この作用が強い宿命。
星が不自然であることは
或る意味、異常性ともなって現れます。
その一つが「強いこだわり」です。
「伝達本能の星」が表れているのですが
この星が「宿命中殺」の作用を受けていることから
伝達において、異常性を発揮することがあると占います。
(こういった宿命の者が、みな異常性を発揮する生き方になるのではありません)
松本先生が漫画家として生きることは
「伝達本能の星」を活かすことでもあります。
この星が、もともと異常性を持っていることで
伝えることに対し、より強いこだわりを持ち
(非常に強いこだわりを意味する)
それが作品の中の随所に
しっかりと映し出されていたのではないかと思います。
先生の持っていた「こだわり」については
他の星からも推察できます。
その星は、「天将星」の存在。
「天将星」とは、最大のエネルギーを持つ星。
自分が心から納得できないことには
本当の意味で、前には進めないといった星。
この粘り強さ、諦めの悪さなどが
結果として、作品に活かされることになったと占います。
表れている星からは、「陰の星」ばかりの宿命。
このことが意味するのは
描かれるキャラクターたちは
どこか女性的、強さの中にも確実に繊細さが現れるとか
そう、女性を描く方が得意と占います。
メーテルの声優 池田昌子さんも
松本先生と同じく、表れている星が大きく展開をしています。
このように自分(松本先生)が
自分の宿命の特徴と同じ相手(池田さん)と
仕事を共にするといったことは、珍しいケースではありません。
~訂正箇所~
訂正前は、2月20日・己酉日で鑑定してしまいました。
正しくは、お亡くなりになった年運は癸卯年。
月運は甲寅月、日運は壬寅日でした。
すべて「寅卯」です。
奥様の牧美也子さんが「寅卯天中殺」。
自分の妻への深い想いと占います。
そういう時を選んで旅立ったと算命学では考えます。
メーテルの瞳が好きでした。
どこか、いつも憂いを秘め
それでも、揺るぎない芯の強さを感じる眼差し。
子どもの頃に、松本先生の作品に出会えてよかったと思っています。
ご冥福をお祈り申し上げます。
『あなたの宿命からの姿を見る占い 算命学』 龍メイ
何を、伝え残していきますか?