小木博明さん 1971年8月16日生まれ 矢作健さん 1971年9月11日生まれ
小木博明さんの宿命から
活動開始の1995年の運気は「天中殺」です。
算命学では、物事が始まった時の運気を重要視します。
「天中殺」とは、不安定な運気です。
「天中殺」に関しては
その年にどういった星が回っていたのかを、鑑定します。
1995年の運気からは
小木さんにとって、「健康・寿命・未来を示す星」が回っていました。
この星が「天中殺」と重なることが、イコール病気に罹るという見方にはなりません。
こういった運気に成功すること・結果を出すことで
健康や寿命にダメージを与える可能性が高くなると捉えます。
「天中殺」で成功したことについては、謙虚でいることが望ましいです。
それは「天中殺」の持つ、ミラクルパワーが働いたことで出せた結果だからです。
もしも「これまでの結果は、自分の実力」と思い続けていたとしたら
それまで上り調子だった運勢は、傾きを見せ始めます。
「天中殺」での成功は、その分の犠牲を求めてきます。
先ほど「健康・寿命・未来を示す星」と申しましたが
この星には、子どもも含まれます。
つまり、子ども運を犠牲にすることで「天中殺」での禍を軽減させられる。
子ども運の最大の犠牲とは・・・
宿命中殺が存在する宿命
宿命からは「健康・寿命・未来を示す星」が表れているのですが
「宿命中殺」の作用を受けています。
「宿命中殺」の作用とは、表れている星に異常性を持つことや
その星が持つ本来の意味合いを、発揮することがむつかしくなることを意味します。
「健康・寿命・未来を示す星」が宿命中殺の作用を受けることで
◆健康面に異常性を持つことになります。
ここでの健康面での異常性の意味をいくつか挙げます。
・自覚症状とは別の病気に罹っていることがある
・本来の病名が判りずらい(診断がつきにくい)
(他にもありますが、ブログではここまでとします)
堀ちえみさんも、この宿命中殺と同じ宿命中殺を持っています。
★余談★
「宿命中殺」には、いくつかの種類があります。
もともと「宿命中殺」を持っていない宿命の者であっても
12年間のうち2年間回ってくる「天中殺」と
「健康・寿命・未来を示す星」が重なった場合、上記の◆ことが当てはまります。
更に、1年間のうち2か月間回ってくる月ごとの運気で「天中殺」と
「健康・寿命・未来を示す星」が重なった場合、上記の◆ことが当てはまります。
矢作健さんの全体的な運気の流れから
32歳から始まって20年間→52歳の誕生日までは
「大運天中殺」といって、不安定な運気です。
(2020年8月現在49歳)
「大運天中殺」の後半である42歳の「大運天中殺」からは
「仕事のパートナーを示す星」が回っています。
つまり、この場合は小木さんを指します。
自分の運勢は、自分のモノだけではありません。
家族の持つ宿命・運気の流れや
密接な関係の相手が持つ宿命・運気の流れも鑑定する必要があります。
今回のお二人のような鑑定例は、特に珍しいケースではありません。
自分の運勢が、相手の持つ運勢の犠牲になっているのか。
相手の運勢が、自分の持つ運勢の犠牲になってくれているのか。
お互いが、同じように上がったり
また同じようにダメージを受けることで、その分だけ禍を軽くする。
そういった考え方を算命学ではしません。
どちらかが表なら、どちらかが裏となる。
このことで、その状態は作り上げられていると考えます。
小木さんの宿命からは
自分の方が表になりたい思いが圧倒的に強いことが表れています。
しかしながら、「宿命中殺」を持つこと
更に、天将星も「宿命中殺」の作用を受けていること
(天将星を持つことで、自分がトップになりたいという思いが強くなるが
宿命中殺の作用を受けていることからは、そういった思いにこだわらない方がいい)
そして、「天中殺」での活動開始であることからは
自分の方が表でいることに対して、強いこだわりを持った場合は
結果として、自分の運勢の足を引っ張ると占います。
『あなたの宿命からの姿を見る占い・算命学』 龍メイ
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