家業を継がない方がいい宿命とは

 

「社会の場所を示す星」があります。


この星がもともと普通でない状態・異常性を持っている宿命というのは

家業を継がない方がいい宿命です。


このような宿命を「宿命中殺・生月中殺」と言います。



成人後は早く実家から離れ

生まれ育った場所からも離れて生きていくことが求められる宿命です。


但し、家業が衰退・両親が引退ということであれば、継いでも構いません。

 




【実例鑑定】

夫婦(現在40代)で農業を営んでいる。

これまで度々の経営不振でも何とか乗り越えてきたが

今後もこのまま農業を続けるか、止めるかを考えているという相談。


御依頼者は妻。夫が20代で実家を継ぐ
長年、夫と夫の両親と4人で仕事をしていたが、両親は数年前引退
今は夫婦だけで農業



① 夫は、実家の家業を継がない方がいい宿命。

「宿命中殺」が存在しており、「生月中殺」の宿命。


特に、農業は先祖代々からその土地に住み続け

永きに渡って農家というケースが多いかと思いますが

伺ったところ、正にこのケースでした。




② 実家を継いだ時の運気は、妻が「天中殺及び大運天中殺」

「天中殺・大運天中殺」は、運気としては不安定であり

この運気は妻から見ても夫が農業を継ぐことには

いづれ無理が出てくると見ます。

(かなり欲を出さずにやっていくことが望ましい運気)




③ 夫の運気からは、去年と今年が天中殺。

まず、①の家業を継ぐべき宿命でないことがベースにあり

この流れを強めることになったのが②


更に、今後の方向性を選択せざるを得ない状況となった時期が③


①と②だけでも、農業を続けていくのはむつかしいと考えますが

③もプラスされると、単に農業を止めるだけで事は収まらないことを予感させます。

 


今回は電話鑑定で、実際に厳しいことはお伝えしましたが

奥様としては納得が出来なかったのか

もっと違う言葉を期待していたのか

途中で電話を切られました。



宿命から表れているむつかしさを

ハッキリとお伝えすることを信条としております。

むつかしいことをハッキリ伝えることなく

励ましや希望的な憶測を並べ立てる方が

実は、鑑定者はラクなのです。

その方がエネルギーも使わずに済みますし、今後のリピートも期待出来ます。



一時的な痛み止めでは、結局のところ改善されることなく

時間が経過すると、再び悩みの症状が現れてきます。

そのことに気づくきっかけとなればと思い、鑑定しましたが・・・


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