尾上菊之助さん 1977年8月1日生まれ「午未天中殺」
「生月中殺」であること
「宿命中殺」は、いくつかの種類がありますが
その中でも家系との縁が薄い「生月中殺」(せいげつちゅうさつ)です。
長く続いてきた家系において、「生月中殺」を持つ者が生まれやすいです。
(野村萬斎さんと同じ種類の「宿命中殺」です)
長く続いてきた家系を、大木に喩えると
大木は枝打ちが必要であり、この枝打ちされた枝にあたるのが
「生月中殺」を持つ者です。
「生月中殺」を消化するためには、家系から離れて生きていくことです。
代々続いている歌舞伎界で生きていくこと、更に成功をすること。
これらのことは「生月中殺」の消化にはならないと捉えます。
母親と子どもとの縁が薄い宿命
「宿命中殺」の作用が、母親・妻・子どもに表れています。
(他にも表れていますが割愛します)
これらのことを、母親中殺・妻中殺・子ども中殺といいます。
中殺にあたる人物→母親・妻・子どもというのは
菊之助さんから見た場合、縁が薄くなります。
よって、縁が薄いなりの関係性でいることが望ましいです。
中殺にあたる人物(相手)と自分との間に、運勢の引っ張り合いが起こります。
自分の運勢が上がると、相手の運勢が下がる。この反対も然りです。
同じ家族であっても、運勢のバランスが取れなくなる一つの例です。
「生月中殺」の消化は、むつかしいところがあります。
ズバリ、家系は継げない宿命です。
但し、或る状況下においては継ぐことも可能です。
しかしながら、尾上家の状況から鑑みた場合
「生月中殺」の者が継ぐことは、本人としてはいづれ無理が生じてくると占います。
このことの表れとして、現状で言えるのは
二人のお子さんも「宿命中殺」を持って生まれていることです。
しかも、二人のお子さん共に父親中殺で、父親の運勢にダメージを与えると占います。
宿命にもDNAがあり、親自身の宿命の未消化が子どもの宿命に表れます。
「生月中殺」を消化するにあたって、他にも重要なことがあります。
「生月中殺」が未消化である場合、本人の〇〇運が下がると占います。
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『あなたの宿命からの姿を見る占い・算命学』 龍メイ
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