吉田沙保里さん 1982年10月5日生
スポーツ競技においては、「攻撃本能の星」を有する者が有利です。
「攻撃本能の星」とは、行動力・責任感・闘争心が強い・負けず嫌いといった質を持つ星です。
吉田沙保里さんの宿命からは、「攻撃本能の星」は表れていません。
しかしながら、スポーツ選手として前人未到の記録を打ち立てました。
並大抵の努力では成し得ないことは、周知のとおりです。
「算命学」では、宿命から表れない星に関することで大きな成果を出すことは、相当な無理を重ねて得たモノという見方をします。
吉田沙保里さんがレスリングを始めた時の運気について。
3歳の頃からで、当時の運気は「天中殺」です。
「算命学」では、物事が始まった時の運気を重要視します。
「天中殺」の運気で始めたことは、場合によっては強い異常性を発揮することがある運気でもあります。
当時の「天中殺」からは、吉田沙保里さんにとって「父親を示す星」が回っています。
このことが意味するのは、父親の運勢の犠牲があった場合、吉田沙保里さんの運勢は救われると見ます。
運勢の最大の犠牲とは、寿命が尽きてしまうことです。
(父親 吉田栄勝さんは62歳でお亡くなりになっています。)
父親 栄勝さんの宿命から表れていることについて。
栄勝さんの「天中殺」の運気に、吉田沙保里さんは生まれています。
「天中殺」で生まれた子どもは、自分にとって縁の薄い子どもです。
親子であっても、生涯において縁の薄い関係でいることが求められます。
つまりは、親の意思で指導で何かを教え込むことは望ましくありません。
このことと、本人の運勢→寿命は無関係でないと「算命学」では考えます。
場合によっては、大きな成果を出すことを良しとしないところがあるのです。
当時の栄勝さんの「天中殺」からは、「子どもを示す星」にも「天中殺」の作用が及ぶことが表れています。
このことが意味するのは、子どもが「天中殺」の作用を受けるおそれがある→強い異常性を発揮することがあります。
★ このように「天中殺」というのは、「天中殺」が更なる「天中殺」を呼び込むことがある、ということです。
吉田沙保里さんの全体的な運気の流れについて。
今は30歳から始まって10年間続く運気にいます。(2019年1月現在 36歳)
この運気からは「配偶者を示す星」が回っています。
ズバリ、結婚しやすい運気ですから、本人としては結婚モード全開となってもおかしくありません。
スピード婚も大いにあり得ます。
ここで気になるのが次の「天中殺」である、2020年2月節分から2022年2月節分前まで。
「天中殺」の運気での結婚・入籍は、お勧め出来ません。
先日の引退会見では、「女性としての幸せは絶対に掴みたい」と言われていました。
このように結婚に強い願望があると、「天中殺」の運気に結婚をする可能性が高くなります。
引退については、「12月の天皇杯で引退を決意した」とのことですが、「天中殺」の月運です。(「月運天中殺」は、1月と12月)
引退表明も「月運天中殺」の1月。
鑑定をしていて、「どうも天中殺が絡んできている」という印象を受けました。
引退が次回の「天中殺」の2020年・2021年でなかったことは、運勢にとって幸いなことです。
「天中殺」では、これまで続けてきたことを自らお終いにすることもよろしくありません。
「算命学」は、運勢の予防学でもあります。
特に、自分自身の運勢が弱まっていると、「天中殺」の運気に自分から変化を起こすことがあります。
2020年2月節分からの「天中殺」は、「まだ、先のこと…」と思われる方もいるかもしれませんが、「子丑天中殺」の人は、今から準備をされた方がいいと思います。
『あなたの宿命からの姿を見る占い・算命学』 龍メイ
『あなたの宿命からの姿を見る占い・算命学』 龍メイ
個人鑑定はこちら